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■出会い系情報:出会い方を間違えてしまっているだけブログ:05月20日
昨年の夏のこと…
自宅近くの大きな公園で、
小学校六年になる双子の息子たちが、
友人たちとサッカーに興じていた。
やがて、双子の下の子から
「お父さん、レフェリーやって!」と声がかかり、
木陰のベンチにいた俺は「おう」と重いこしを上げた。
その時、俺は何の脈絡もなく、
あの日の出来事を、突然、思い出した。
四十年近くも前の夏の日…
息子と同年齢だった俺は、自転車で外へ出た。
いつもの遊び場とは違う、繁華街へ…
途中で友人二人が合流し、
目的地では、さらに友人が増えた。
そこへ、父がやってきた。
行き先をお母さんに聞き、列車で二駅分を先回りしたのだという。
そして、父はみんなに言った。
「みんなあ、きょうはどうする?
おじさんと一緒やったら、ゲームセンターも行けるで。
それか、冷たいもんでも飲むか?」
ところが、俺は次の瞬間、
「お父ちゃん、帰ってや。きょうは僕らだけで遊ぶから帰って」
と言ったのである。
しばらく、問答が続いた。
戸惑う友人たちをよそに、俺は「帰って」と言い続け、
やがて父は帰った。
夕、自宅に戻ると、お母さんに呼ばれた。
父の姿はない。
「あんた、何を言うたの? お父ちゃん、泣きながら帰ってきたんやで…
あんなに悲しそうなお父ちゃんは見たことない」
反抗期の始まりだったのかもしれない。
自分たちだけの世界に大人が来ることがいやだったのかもしれない。
俺は、あの夏の日の父と同じ年齢になった。
サッカーに興じるお子様たちを前に、
突然思い出した「父が泣いた」というお母さんの言葉。
俺は急に悲しくなった。過去を悔やんだ。
そして「レフェリーやって!」という声の方に歩きながら、
俺は不覚にも涙し、
お子様たちがにじんで見えた。